増進堂・受験研究社 教科書・教材

学校・塾の先生方へ増進堂の英語教科書・採用専用教材の紹介サイト

調べ学習で終わらない。グループワーク・発表・論文の質も変えていく。

  • 正解のない問題に課題を見つけて
    納得解へ
  • 納得解を導く基礎スキル・
    協働する力を磨く
  • 「大学生・社会人」未来のステージでも
    成長し続ける

お知らせ

『総合的な探究 実践ノート』
(著者3名によるインタビュー動画)

探究実践セミナーの特別企画として実施した『総合的な探究 実践ノート』(通称オレンジ本)の3人の著者によるインタビュー動画です。
全国100校をこえる現場の先生方の声から、特に多かった疑問や悩みを6つの質問にまとめ、探究の指導経験が豊富な著者の先生にお答えいただきました。
先生方と生徒の探究活動がより充実したものになるきっかけやヒントになれば幸いです。
動画一覧はこちら

<採択校限定提供>指導サポート動画のご案内
『総合的な探究 実践ノート』をご採択いただいた場合、授業の進め方や指導のポイントを解説するサポート動画をご提供いたします。(2023年3月下旬~予定)
(1)編集部スタッフによるページ/重要項目ごとの解説 (2)サポート動画オリジナルの直観的なイメージ図 (3)音声ナビゲーターが指導者/生徒目線で疑問を投げかけ を組み合わせて、探究活動に役立つ基本スキル習得の指導の流れをイメージしやすいものにしています。
探究の指導経験が浅い教員の方にも安心のコンテンツです。 サンプル動画はこちら

<2/22(水)探究学習の特別授業を開催!>
『総合的な探究 実践ノート』の一部を使って、執筆者の一人である本弓康之先生(筑波大学附属坂戸高等学校・教諭)が、新課程入試を迎える現役生に探究学習の特別授業を展開します。
現役の中学校・高等学校の教員の方も授業を見学いただけます。
詳細・お申し込みは『Peatix』にて
※イベントは終了しました。

探究実践3ステップアップセミナー

探究との向き合い方や学校の実例を著者が講演!
探究実践セミナー(第1回)のアーカイブ動画を公開

<12/3(土)第2回・探究セミナー開催!>
生徒の問い・質問への対応法を実践型教材"オレンジ本"を使って徹底解説。経験豊富な福島浩介先生とコツをつかんでいくオンラインセミナーです。
詳細・お申し込みは『Peatix』にて
※イベントは終了しました。

『総合的な探究実践ノート』で何を身につける?

本書では、学習者(生徒)の探究活動に役立つ基本スキルや、他者の立場を理解し協働して納得解へと導く力を磨いていきます。

振り返りまでを含めた探究実践のサイクルが、生徒の自走や成長を促し、論文や発表によるアウトプット力の向上だけでなく、社会に出てからの組織活動やプロジェクト類の企画推進などの場面で応用されていきます。

教材の構成と展開イメージ

探究実践の一連の流れを無理なく進めるために、探究の基礎トレーニング(第2章)からスタートし、実際の探究課題(第3章/第4章)へと段階的に取り組んでいきます。

探究実践の「道具」を身につける。

探究の基礎トレーニング

  • ものの見方探究の感覚を掴む
  • 認知バイアス判断への影響
  • 紐解く・引き出す問いの立て方
  • 1つの事実に複数の真実
  • 知識を得る出所知るための方法
  • 建設的な議論定義の重要性
  • 個人的な知識・共有された知識区別と理解

批判的思考をはじめとする様々なスキルを集約。
国際バカロレア(IB)のTOK(Theory of Knowledge)も参考

教科を横断学校現場で取り組んだ7つのテーマ

最初の一歩に専門教科を選ぶことも

タイトル国語社会数学理科英語副教科
第3章‐1創られた自然観 ー「自然を問い直す」ー
第3章‐2「文化相対主義」から考える社会課題解決のための視座
第3章‐3テクノロジーと民主主義社会
第3章‐4科学技術と倫理
第3章‐5スポーツ×テクノロジー×多様性
第3章‐6不変性と再現可能性
第3章‐7発展途上国と先進国

教科を深掘り社会課題につなげて掘り下げた2つのテーマ

タイトル国語社会
第4章‐1文学と批評 ー「独自性」という概念の探究ー
第4章‐2ビジネス・モデルと地域活性ー課題探究ゼミー

探究の基礎トレーニング 第2章探究実践の「道具」を身につける。

1.探究の基礎トレをスタート

第2章のワーク❶~❹を通じて探究の実践感覚に慣れていきます。

批判的思考をはじめとする様々なスキルを集約。

国際バカロレア(IB)のTOK(Theory of Knowledge)も参考

  • ものの見方探究の感覚を掴む
  • 認知バイアス判断への影響
  • 紐解く・引き出す問いの立て方
  • 1つの事実に複数の真実
  • 知識を得る出所知るための方法
  • 建設的な議論定義の重要性
  • 個人的な知識・共有された知識区別と理解

2.「ものの見方」を考えてみる

探究学習の現場で活用された思考を刺激する問いを投げかけます。

  • 立ち止まる時間をつくる
  • 自分と他者のとらえ方の違いに気づく
  • グループで掘り下げる
教員用には生徒の話し合いを広げるヒントも掲載

3.他者の理解・合意形成に重要なことを知る

教員は生徒の意見を拾い、背景にあるものを考えることを促し、新しい気づきに結びつけるサポートをしていきます。

  • 意見の食い違いを冷静に受け止める視点も磨く

社会課題への取り組み 第3章・第4章実績ある探究課題で実践。多様な教科を入口に、 実社会で発揮できる力を磨く。

1.客観的に考えを俯瞰する

第2章のトレーニング内容をオーバーラップしながら他者と関わる実社会に目を向けていきます。

「第3章‐2『文化相対主義』から考える社会課題解決のための視座」を例に

  • 自らの文化、異なる世界の文化を俯瞰する
  • 陥りそうな感情や感覚、要因に気づく
  • 2章の「他者の理解」を掘り下げていく

2.「自己」と「世界」を比較する

違いを生む背景を考えていく問いを投げかけクラスメートの意見にも耳を傾けます。

  • 自己/他者の両面に立つ
  • グループの意見を聞く
  • グループでも違いがあることに気づく

3.実社会の出来事に反応するアンテナを育てる

日頃から疑問を持ち、問題と感じ、課題を意識。偏った考えや判断に陥らない基本姿勢を身につけていきます。

  • 社会問題への興味関心・働きかけ

    実社会にアンテナを立て自分なりに社会への働きかけを考える人材

  • (例)会社組織・海外駐在など

    異なる背景を持つ人でチームを組みプロジェクトを推進していく

評価ルーブリックを活用して学びの達成度を評価する。

探究の実践で活性化(成長促進)したい観点

テスト形式の方法では評価が難しい観点について、評価対象や内容に合わせて柔軟に調整できるルーブリックで評価します。

ルーブリックの利点

  • 1.評価の基準と項目数を調整できる

    自校に適した設定をフレキシブルに

  • 2.開始前にゴールが明確になる

    学習目標や達成要素を提示

『総合的な探究実践ノート』

ルーブリックによる評価の進め方

2段階でつける

  • ❶達成できたか?

  • ❷その度合いは?

達成度はどう選ぶ?

(例)評価項目: ものの見方を認識する

レベル クラスで決めた期待値(目安)
・十分にその事柄について知った
・人に伝えることができる

期待値を大きく上回った!

・誰よりも真剣に取り組めた
・一番多く意見を出せた
・グループの議論をうまくまとめた

イメージを言語化して共有しておく

誰が評価する?

生徒の自走を促し、評価の食い違いがあっても説明し合うことで責任意識が高まります。

『総合的な探究実践ノート』で取り扱う 教材テーマ・関連教科の一覧

教材に収録するテーマと関連する教科の一覧表です。
探究的な指導を推進してきた教員が学校現場で取り組んできた生きた教材を使って、指導の経験値を高め、生徒の成長へと効果的につなげていきます。

タイトル 教科 教材執筆
第2章 探究の基礎トレーニング 共通 福島浩介(立命館宇治中学校・高等学校)
第3章 教科横断的課題解決の取り組み
1.創られた自然観 ー「自然」を問い直す ー 国語理科 沖奈保子(ドルトン東京学園 中等部・高等部)
佐野寛子(都立小石川中等教育学校)
2.「文化相対主義」から考える社会課題解決のための視座  社会英語 木之下瞬(ドルトン東京学園 中等部・高等部)
田中理紗(かえつ有明中・高等学校)
3.テクノロジーと民主主義社会 社会理科 武藤哲司(アオバジャパン・インターナショナルスクール高等部)
宗正久志(関西学院千里国際中等部・高等部)
4.科学技術と倫理 社会理科 川本健太郎(立命館宇治中学校・高等学校)
小竹知紀(立命館宇治中学校・高等学校)
福島浩介(立命館宇治中学校・高等学校)
片田千尋(共同著者)(兵庫医科大学 看護学部)
5.スポーツ×テクノロジー×多様性 理科副教科 藤原亮治(筑波大学附属坂戸高等学校)
本弓康之(筑波大学附属坂戸高等学校)
6.不変性と再現可能性 理科副教科 佐野武(県立高知国際高等学校)
宅明健太(学校法人茂来学園大日向小学校・中学校 )
7.発展途上国と先進国 社会数学 佐野武(県立高知国際高等学校)
西田浩之(武蔵野大学附属千代田高等学院)
第4章 教科単独の取り組み
1.文学と批評
ー「独自性」という概念の探究ー
国語 井上志音(灘中学校・高等学校)
2.ビジネス・モデルと地域活性
ー 課題探究ゼミ ー
社会 Datta Shammi(岡山理科大学 教育学部)

大学進学の現状と
社会・企業が求める人材像

大学生の51%が総合型・学校推薦型の選抜で進学

文部科学省「令和3年度国公私立大学入学者選抜実施状況」より

"探究"は社会・企業が期待する「社会人基礎力」につながる

職場や地域社会で多様な人々と仕事をしていくために必要な力として、経産省が提唱する「前に踏み出す力」「考え抜く力」「チームで働く力」は探究に通じる。

経済産業省「人生100年時台の社会人基礎力」より

ご検討用資料をお送りします

『総合的な探究実践ノート』(採用専用教材)

価 格 :1,300円(税込み)
:1,182円(税抜き)
ページ数 :144ページ
判 型 :A4判
指導者用データ付属(ダウンロード版)
解答例や指導のポイントを示したデータ資料(2023年リリース予定)
書籍ページへ

探究の指導に取り組む教員の皆様を対象に、増進堂・受験研究社では教材採用のご検討用資料をお配りしています。
ご希望の方は、下記資料請求ページよりお申し込みください。

Copyright © ZOSHINDO-JUKENKENKYUSHA PUBLISHING Co., Ltd. All Rights Reserved.