増進堂・受験研究社 教科書・教材

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採用専用教材THE TEACHING MATERIALS

採用専用教材Food and Beyond ― learning home economics, geography, and ESD in English ―

食に対する意識が変わる。持続可能性を考えるCLIL教材

Food and Beyond ― learning home economics, geography, and ESD in English ―
No
clil02
判型
B5
ページ数
24ページ
価格(税抜)
800円
価格(税込)
880円

CLILの授業や国際探究にご関心があり、本教材の内容をさらに知りたい教員の皆様には、教材の見本サンプルを無料でお配りしています。

ご希望の方は下記リンク先のページよりお申し込みください。

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購入ご希望の方はお取引先またはお取り次ぎ店からご購入いただきますよう、よろしくお願い申し上げます。お取引先、お取り次ぎ店がない場合は弊社よりご紹介をさせていただきますので、06-6532-1581までご連絡をお願いいたします。

教材の概要

教科科目やテーマの内容(content)の学習と外国語(language)の学習を組み合わせた学習(指導)法であるCLIL(Content and Language Integrated Learning)。日本では、クリルや内容言語統合型学習とも呼ばれています。

増進堂・受験研究社では、この新しい学習(指導)法「CLIL」をこれからの語学学習の重要な切り口であると考え、英語検定教科書への導入や、CLIL専用教材の出版を行っています。

本教材では、自らの食や消費行動が、社会で起こっている課題とどのような関連性があるのかを知り、多角的に考えを深めていきます。たとえば身近なバナナを題材にしたUnit 3では、日本で多くの人が手軽に購入している裏側で、生産国の農家が充分な収入を得られない現実や、過剰な森林伐採などによって生態系のバランスが崩れている事実に触れ、食に対する持続可能性について考えます。国際探究の学科(コース)を設置する学校でもご活用いただきやすい教材です。

また、本教材で扱う文法事項は、中学分野を中心に構成されており、内容的にも、文法的にも、CLILの入門として取り組みやすいように工夫されています。

CLIL(クリル)イメージCLIL(クリル)イメージ

ここがPoint

中学で学習する文法を中心に構成。CLIL型授業の入門教材として活用しやすい内容です。
中高一貫校では、中学3年や高校1年の復習教材としてもおすすめです。
教室の空気に変化も。自由な意見が生まれる議論しやすい場をつくる。
シンプルな英語で自分の考えを表現できることが、生徒の自信につながりやすくなります。
SDGsなど他の大きなテーマに取り組む素地をつくることも期待できます。
フレームワークや展開例だけではない。タスクごとに発話例や指導の留意点を整理。
授業を進めやすい教師用指導書(Teacher's Manual)を目指しました。

取り扱うテーマ:Content

自らの食や消費行動と社会で起こっている課題の関連性について、様々な食材からアプローチ。食に対する持続可能性について考えを深めていきます。

  • Unit 1~Unit 2Warm-up
    Knowing More about Coffee

    身近なコーヒーを題材にして、消費行動の奥に広がる世界をイメージします。コーヒー豆の生産地について多様な図やグラフを読み解き、地球規模の物流が起こる要因について考えを深めます。
  • Unit 3Bananas

    日本で多くの人が手軽に購入できるバナナ。その生産国に目を向けて、農家が充分な収入を得られない現実や、過剰な森林伐採などによって生態系のバランスが崩れている事実に触れ、多角的に考えを深めます。
  • Unit 4Conflict and Agriculture

    オリーブやアボカドの生産地において生じる問題を知り、自分の消費行動と現地の社会問題が無関係でないことを感じ、自らの消費行動について再考します。
  • Unit 5Food Production

    遺伝子組み換えのGMフードなど、食糧生産のための科学技術と様々な社会問題の関係について学び、消費行動について考えを深めます。
  • Unit 6Vegetarianism

    環境保護の観点からベジタリアンを選ぶ人たちに注目して、ベジタリアンでいるということと環境問題の関連について学び、自らの食と社会問題の関連性(食と地球温暖化のつながり)について考えを深めます。
  • Unit 7Culture and Religion

    ハラルフードを通じて文化や宗教と食の多様性の関係について学び、自らの食と多文化共生などの社会問題の関連について考えを深め、持続可能な社会にするにはどうあるべきかを考えます。
  • Unit 8Final Project: Make an Action Plan

    食の向こう側にある様々な事実を知り、多角的に考えてきたこれまでのUnitをふまえ、私たちは食べものに対して、持続可能性に貢献するための行動をどう選択すべきかを考えます。

▼サンプル Unit 1、Unit 2より(クリックすると拡大表示されます。)

  • フードCLIL(クリル)誌面サンプル
  • フードCLIL(クリル)誌面サンプル
  • フードCLIL(クリル)誌面サンプル
  • フードCLIL(クリル)誌面サンプル

教師用指導書(Teacher's Manual)で授業の設計・準備をサポート

教師用指導書(Teacher's Manual)には、CLILの4つのCのフレームワークや授業展開例のほかに、発話例や社会面の留意点を各パートに整理しています。最終単元のUnit 8には、生徒の評価方法の指標となるルーブリック評価を掲載しています。

▼サンプル Unit 2より(クリックすると拡大表示されます。)

  • 単元のゴールと「4つのC」によるポイント整理

    フードCLIL(クリル)誌面サンプル
  • 授業の展開例と指導のポイント

    フードCLIL(クリル)誌面サンプル
  • 発話例や英語面・社会面の留意点など

    フードCLIL(クリル)誌面サンプル

教師用指導書のサンプルを電子ビューアーで表示

CLILのことをさらに知りたい方は

特設サイト「CLILと教科書を結ぶ」

『教育現場でのCLIL活用のポイント』を電子ビューアーで

FLEX1表紙

日本CLIL教育学会・会長を務める池田 真 上智大学教授との社内研修時の内容をまとめた講演録『教育現場でのCLIL活用のポイント』を電子ビューアーでご覧いただけます。

『教育現場でのCLIL活用のポイント』は、CLILの授業に取り組む英語科教員の皆様を対象に、 持ち運びにも便利な小冊子版(非売品)もご用意しています。ご希望の方は下記のフォームからお申し込みください。

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